水関係のニュース
 
最近サボっていますが、今後どんどん情報提供していきます。
>> 髪のキューティクル 水道水の塩素が”敵”―毎日新聞(98.8.21付抜粋)―

殺菌のために水道水に加えられている塩素が、髪の表面の毛小皮(キュー ティクル)を傷めることが実験で確認され、日本美容皮膚科学会で発表された。
塩素が髪を傷めることはこれまでも指摘されていたが、髪が細くな っているのが実証されたのは初めてである。
水道水には殺菌のために、0.1ppm以上の塩素を含むことが水道法で 義務づけられており、水の汚れが多い地域の水道水ほど、高濃度の塩素が残留している。
 
集合住宅すべての受入槽 検査義務づけへ―朝日新聞(00.5.30付)―

厚生省は30日の生活環境審議会水道部会懇談会で、マンションなどの受 入槽の定期検査をすべての集合住宅に義務付ける方針を示した。
現在は、 受入槽の水量が10トンを超える大規模な集合住宅、約18万施設が対象だが、5倍近い約88万施設に拡大することになる。
大規模施設でも約4 割で管理状態が悪く、落ち葉や動物の死骸などが混入する例もあるといわれるため、小規模施設でも検査が必要と判断した。厚生省は、2001年 度に水道法改正案を提出したいとしている。
受入槽や屋上の高架水槽を管理し、定期的な検査を受ける義務を新たに負 うのは、マンションの管理組合やビルの所有者など。
二世帯住宅など個人住宅で小さな受水槽を設置する場合も対象になる。  
10トン以下の受水槽では、水槽の亀裂や漏水個所の有無など水槽本体のチェックのほか、にごりや臭気、塩素濃度の状態などの水質点検を、数年に1回程度受けることが義務付けられる。検査は水道事業者か事業者から委託を受けた検査機関が実施する。検査費 用は2万円程度かかるという。検査の結果、管理基準に適合していない場合は給水を止めることができる ようにする。検査を受けない場合は100万円以下の罰金を科す。