元栓直結型浄水器
このページが本当のメインページです。長文ですが、ここを読めばあなたも浄水器の達人になれます。
すべて現場の実体験からの内容です。
元栓直結型浄水器
ここ10年位で出てきた水道メータ後の水道管に直結して、家中の全ての蛇口から出る水とお湯を浄水するタイプです。
元付け浄水器、元付浄水器、元付け型浄水器、元付型浄水器、元栓取付型、セントラル浄水器とも言います。
価格は本体200,000円〜1,500,000円とかなり開きがあります。
水道メータ直後に付けますので、工事費が大体40,000円〜70,000円かかります。
フィルターは、20,000円前後〜50,000円程度で、複数本フィルターがついているタイプと、1本だけのタイプがあります。
蛇口直結型、卓上型、アンダーシンク型の欠点を全て解決した浄水器です。
自分の家に浄水場を持っているようなものです。

欠点は、長所の裏返しになりますが、水圧を落とさないようにする関係で、あまり浄水性能を上げられないと言うところがあります。
あくまでも生活水としての性能です。それでも十分な浄水能力ですが農薬や菌は除去できません。
ですから井戸水にはお勧めできません。
もし元栓直結型で、卓上型と争うような浄水性能をうたい文句にする商品が有ったら、間違いなく水圧が低下するでしょう。

また、取付けた場所から蛇口までの間の水道管の汚れが取付後1ヶ月位は出てくるということです。
でも大部分は取付直後に流れてしまいますので、気にするほどではありません。
元栓直結型浄水器を取付ける前のほうが、もっと汚れた水だったのですから。
元栓直結型の場合、大体水道管がきれいになるということをうたい文句にしています。
ですから、現在何らかの浄水器を使っていて、元栓直結型に買い換えようとする人は、元栓直結型をつけた後も1ヶ月位は現在の浄水器を使い続けた方が気持ち的に安心です。
良くある質問で、元栓で塩素を抜いたら、蛇口までの間の水道管で雑菌が繁殖するんじゃないの?というのがあります。
他のホームページでも堂々とこのようなことを書いていて、だから元栓直結型はだめですよ といっています。
元栓直結型浄水器を知らない人の書いた内容です。
そもそも塩素殺菌されて雑菌がいなくなった水から塩素を抜いて、水道管という密閉空間内で雑菌がどこから入ってくるのでしょう。
自然に湧いて来るわけもないし。
塩素入り水道水に菌が死なないで残っていた場合はこのようなことも起きる可能性があります。
日本の水道水にはこれでもかという位たっぷりの塩素が入っています。 金魚や熱帯魚も生きられないくらいの塩素が。
戸建て住宅ではこんなことはまずないでしょう。
貯水槽のあるマンションで管理が悪かった場合は可能性があります。 貯水槽の水は空気に触れて、異物も混入しやすくなっています。
でも大体の元栓直結型浄水器は抗菌フィルターを使っているはずです。
菌が混入した場合、抗菌フィルターなら1時間程度で菌が死滅してしまいますので、繁殖することはありません。
菌が繁殖するためには、空気と光が必要です。
密閉水道管内には空気も光もありませんので繁殖することはありません。
でも瞬間的に死滅してしまうわけではありません。それほどの抗菌能力があるほうが怖いですから。
あくまでも流れ込んで来た菌が繁殖しない程度の抗菌能力です。

元栓直結型浄水器の濾過能力(濾材の微細な穴の大きさ)は、1ミクロン〜30ミクロン程度です。
当然濾過能力が高い方が良いのですが、1ミクロンでも大腸菌の小さなものは通過してしまいます。
クリプトスポリジウム等の原虫類は大丈夫です。

元栓直結型浄水器を購入しようと思って資料を集めているのなら、濾過能力が何ミクロンかを確認してください。1ミクロンなら最高です。

1ミクロンでも塩素殺菌されている水道水なら問題ないのですが、大腸菌の心配のある井戸水では使えません。
もっと濾過能力を高くすればいいじゃないかと思うかもしれませんが、そうすると水圧が低下し、元栓直結型浄水器としては使い物になりません。
濾過能力の高い卓上型浄水器(1分間に6〜7リットルの流量)を元栓に付けるようなものです。
濾過能力と流量は相反するものですので、流量が多い場合は濾過能力が低い、流量が少ない場合は濾過能力が高いか、フィルターの構造が大流量にできない構造です。
元栓直結型浄水器を選ぶ場合、もうひとつ着眼点があります。
それは取付方法です。
元栓直結型浄水器は家全体の浄水をするため、屋外に取付けます。
この取付け方は3種類あります。

1.吊り下げ方式
2.床置き方式
3.埋め込み方式


元栓直結型浄水器には水道の本管から汚れが流れ込んできます。
この汚れには赤錆も入っており、その赤錆が浄水器のハウジングの底に溜まります。
これを放置するとハウジングがいくらステンレスでももらい錆で錆びてしまいます。
1年に1度くらいはハウジングの内部を洗う必要があります。
上記の床置き式と埋め込み式は本体を取外してハウジングを洗うことが容易ではありません。
できれば吊り下げ式の取付を行う元栓直結型浄水器を選択してください。

私の家でも卓上型から元栓直結型にしました。
良かったのは、一度壊れかけたガス給湯器がよみがえったことです。 ガス給湯機内の配管に汚れが溜まり、点火不良を起こしていたのですが、元栓直結浄水器を付けたら治ってしまいました。
ガス給湯器内の汚れも取ってくれたのです。

何よりも家中の水とお湯がが安心して使えます。
浴槽のお湯、 非常に柔らかくて軽くて感動します。
シャワー、 髪しっとりつやつや、肌すべすべです。

付けたお客様から、冬に乾燥肌にならずに済んだという話もたくさん聞きます。
洗面所、 洗顔、歯磨きが安心で、顔を洗った後肌がつっぱりません。(石鹸にもよりますが)
台所、 洗い物をしても手あれが少ない。 野菜やお米も大量の浄水で洗えて、ビタミンを失わない。
塩素入りの水道水で野菜を洗うと半分以上のビタミンが破壊されてしまうことはご存知でしたか。
トイレ、 直接粘膜にあたるシャワートイレも安心して使える。 最近女性でシャワートイレによる塩素の害が増えているようですね。

アトピー等の肌に関するトラブルをお持ちの方には最適です。
アルカリイオン水のように毎日大量の水(1日2リットル以上)を飲まなくても普通に生活しているだけでかなりの効果が出てきます。
まず肌が乾燥しないので痒みが消えてくる。 痒くないので掻かない。 肌がきれいになる。
でもこの肌がきれいになることとアトピー体質が治ることとは別のようです。 別途体質改善は必要です。

このタイプでの注意点は水圧の低下です。
私の工事業者仲間からもよくこんな話を聞きます。 あるメーカの元栓直結浄水器の設置依頼を受けて設置したら水圧が落ちて、はずしてくれといわれたが、設置しないとお金がもらえないのでそのまま帰ってきた。
今度は別のお客様のところで設置前に、水圧が落ちますと説明したらメーカから怒られた。
工事業者、特にメンテナンスもやっている工事業者(弊社もそうです)は良く知っています。

どのくらい水圧が落ちるかは商品によってずいぶん違います。 フィルター構造の差です。
フィルターは大体円筒形ですが、水がこの円筒の下から入って上に抜けるあるいは逆に上から入って下に抜ける構造のフィルターは水圧が落ちやすい。 水にとって障害物のある区間が長いですから。
円筒の円周面から水が入り中心部分から抜けていく構造のフィルターは水圧が落ちにくい。 距離ではなく面積の大きさで性能を上げている。
複数本フィルタータイプは水圧が落ちやすい。 あたりまえですよね。
お試しがあるのであればお試しで付けてみるのが一番です。
でも買う気もないのにお試しをするのは業者に失礼ですのでおやめください
塩素の害のページでの塩素の害を食い止められるのは元栓直結浄水器しかありません。
今浄水器を買おうとしているのなら絶対元栓直結タイプです。
ただこのタイプは店頭ではほとんど売っていません。

よくうちのマンションは元から浄水されているという話を聞きますが、ほとんどの場合浄水されていません。
活水器がついているのを浄水器がついていると思い込んでいる人がほとんどです。
この勘違いは危険です。 浄水器がついていると思い込んで、自分で浄水器を付けないでいると、貯水槽に異物が混入している場合、全くの無防備になります。
活水器は汚れは素通しですよ。
「水の汚れの実態」を見てください。 あなたはこの貯水槽の水をコップで汲んで飲む勇気がありますか。
この状況は他人事ではなく、あなたのマンションも同じです。
重要注意事項

元栓直結型浄水器はフラッシュバルブのトイレを使用している場合は取付できません。
フラッシュバルブは瞬間的に大量の水を流します。(50リットル/分)
この流量はフィルターが付いている限りどんな浄水器(家庭用)でも実現できません。
一般家庭で使用するタンクレストイレはフラッシュバルブではありません。
一戸建てでは問題ないことを確認しております。
マンションで取付けて水が流れなかった場合は全て弊社負担で取外し、ご注文は取り消しとさせていただきます。